COLUMN

2022.02.22

COLUMNフレキシタリアンについて/ライフスタイル

これって本当にプラントベースフード?

近年では、日本でもヴィーガン・ベジタリアンという言葉が浸透し、植物性素材(プラントベース)で作られたハンバーガーのパティやソーセージなどを見かけるようになってきました。

ヴィーガンの文化が進んでいる海外では、年々スーパーマーケットのプラントベースフードのコーナーは拡大し、まだあまり日本では見られないような珍しい商品も販売され始めています。

知らずに食べたら植物性素材でできていると気づかないほど、見た目も味もクオリティの高い商品が多いです。

今回の記事では「これって本当にプラントベースフードなの?」と思ってしまうような、様々な商品をご紹介します!

ヴィーガン生ハム

(引用:ROLLITO VEGANO公式FB

見た目も本物の生ハムそっくりのこちらは、スペインの100%プラントベースミート企業である「Rollito Vegano」のヴィーガン生ハムです。
登場以来、販売してもすぐに売り切れてしまい、生産が追いつかないほどの異例の人気をみせています。

小麦のグルテンや、米粉、ココナッツオイル、ビーツなどで作られており、色や風味には人工着色料や人工調味料を使用しておりません。
なんと商品パッケージも自然の土に返る成分で作られており、企業の環境保護への本気の取り組み具合がうかがえます。

美味しくて地球にも優しいヴィーガン生ハム、スペインを訪れた際にはぜひ試してみたいですね!

ヴィーガンベーコン

(引用:SWEET EARTH公式FB

欧米(特にアメリカ人)のベーコンに対する情熱はご存知でしょうか。日本人が思う以上にベーコンは愛されており、ベーコン教という、嘘か本当か分からないようなものも存在します。

それだけ愛されているのですから、ヴィーガンベーコンの需要がないわけがありません。

こちらは、アメリカ・カリフォルニアで創業された、「SWEET EARTH」の商品。

セージやガーリックで味付けされ、ヒッコリーで燻製されたスモーキーな風味は、まさにベーコンを想わせます。

フライパンでカリカリに焼くと、見た目はもう本物のベーコンと見分けはつきません。

パンに挟んだり、シーザーサラダにのせて食べるのがオススメなのだとか。

ヴィーガンラム

(引用:Black Sheep Foods公式FB

ラム肉のシシケバブにそっくりな見た目のこちらは、アメリカのスタートアップ企業「Black Sheep Foods」が販売しているヴィーガンラムです。「Black Sheep Foods」は植物性ラム肉の開発に525万ドルもの資金調達に成功しており、さらに昨年(2021年)の秋にはサンフランシスコのギリシャ料理レストランへの導入実績もあります。

そんな「Black Sheep Foods」のラム肉はヴィーガンであることはもちろん、グルテンフリーでもあり、豆からとったプロテインに良質なココナッツオイル、カカオバターなど、こだわりの原材料で作られています。

味だけでなく食感もできるだけ本物に近く再現されており、ジューシーで肉々しいその食感は、まさにラム肉そのものだそうです。あの独特な香りが再現されているのか、とても興味深いですね。

シーフード

(引用:https://oceanhuggerfoods.com/ahimi

日本人にとって馴染み深い海鮮(シーフード)。植物性シーフード開発は活発に進んでおり、国内ではあずまフーズの切身タイプや、ネクストミーツによる缶詰めタイプなどがあります。

海外も負けてはいません。画像はニューヨークを拠点とするスタートアップ の「OceanHugger Foods」による植物性マグロの切身AHIMI®。なんとトマト、グルテンフリーの醤油、砂糖、水、ごま油の5つの材料のみで作られています。シンプルなものだけでマグロを再現しているとは驚きです。

植物性マグロのAHIMI®はアメリカ国内にある多くの寿司レストランで楽しめるそう。日本人の口に合うか、機会があればぜひ試してみたいですね。

ヴィーガンジェラート

(引用:HALO TOP公式FB

最後にお口直しということで、ヴィーガンスイーツをご紹介。

「HALO TOP」は、2011年にアメリカで創業された健康志向の方のためのローカロリーアイスクリームブランドです。

HALO TOPのヴィーガンのアイスクリームは有名で、ミルクの代わりにオーツ麦(オートミール)を使ったオーツミルクを使用しています。

たくさんのフレーバーから選べることや、ポップでかわいいデザインはヴィーガン&ローカロリーアイスに見えませんよね。

味もとてもおいしいので、プラントベースとはわからないほどです。

このブランド以外にも、ヴィーガンのジェラートはたくさんの種類がありますが、どれも健康志向で甘すぎないものが多いです。

ヴィーガンでなくても、甘すぎるジェラートが苦手な方にもオススメです!

いかがでしたか?

日本でも増えてきたプラントベースフードですが、ヴィーガン文化の進んでいる海外ではさらにいろいろな種類の商品を見つけることができます。

お肉を我慢して食べるのではなく、味がおいしいのはもう当たり前という段階にきているプラントベースフード業界。

実際にヴィーガンでなくても、おいしいのであればぜひ日々の生活にも取り入れてみたいですよね。

今後も国内外のプラントベースフード業界から目が離せません!

エシカルフードのプラントベースフード

私たち、エシカルフード株式会社は「食生活が、地球環境を守る」をテーマに、肉食を控える食生活~Meatless Diet(ミートレスダイエット)~という、新しいライフスタイル・価値観を提唱するために、2021年6月に発足しました。

地球にも、身体にも、動物にも優しいプラントベースドフード」の企画開発・販売と“Meatless Diet”のための有益な情報発信を通じて、あなたの健康と地球環境を守りたいと考えています。

エシカルフードの商品ページはこちらから
https://ethical-food.co.jp/products/