COLUMN

2022.01.17

COLUMN環境について考えてみよう/環境/食糧/畜産/SDGs

地球のために、私たちができる5つのこと

近年になって、世の中の環境問題への意識は急速に高まりつつあります。
世界規模のサステイナブルな目標である「SDGs」も、今では誰でも聞いたことのある言葉となりました。
今までテクノロジーの発展を急速に進めてきた私たちが、一度立ち止まって自分たちの住む地球のことを考える段階にきています。

とはいえ、まず地球を守るために何ができるのか、あまりに壮大な話なので難しいと思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、地球環境を守るための行動というのは意外と身近なところにあったりします。
今回の記事では、誰でも簡単に日常に取り入れられる「地球のために、私たちができる5つのこと」をご紹介していきます。

1. マイカップ・マイボトルを持ち歩く

毎日コンビニで水やコーヒーなどの飲み物を買っていませんか?
まず誰でも簡単に始められるのが、いつもマイカップやマイボトルを持ち歩くことです。
さらに飲み物を買うお金の節約にもなりますよ。
また、テイクアウト用コーヒーの紙コップやプラスチックのフタは、とても簡単に購入できるものの、積み重なれば資源の大きな無駄となってしまいます。
コーヒーを持ち帰る際には、自分の好きなタンブラーやマグカップを持って行くようにしてみましょう。

2. 自分でハーブや野菜を育ててみる

食料自給率の低い日本。
さらには今後またコロナのような伝染病が流行したら、なかなかスーパーに行けず簡単に物が手に入らなくなることもあるかもしれません。
そんな状況になった時のために、自分で育てて資源を生み出すのはどうでしょうか?
もし自宅に庭が無い場合でも、ハーブやほうれん草・トマト・きゅうりなどの野菜は簡単に植木鉢で栽培ができます。
毎日少しずつ姿を変えて成長していく植物たちの姿は、日々疲れている私たちを癒してくれます。
さらには、自分で育てた野菜を収穫して食べたときの喜びはひとしおです。

3. 使い終わったビンは再利用する

使い終わったビンは捨ててしまっていませんか?
パスタソースのビンや、ジャムの入っていた容器などは、きれいに洗って再利用をしてみましょう。
買ってきた調味料を移し替えたり、タッパーの代わりに利用してみたり、デザートの容器にしたり、花瓶にしてみたりと、実は空きビンには色々な使い道があります!
量り売りのお店を利用する際に空きビンを持って行けば、容器分の資源を100%節約できます。
ビン詰めを買う際には、今後使うことも考えて好きな形のものを選ぶのもポイントです。

 
 
4. リサイクルショップを利用する

アパレル業界は世界第2位の環境汚染産業といわれています。
その背景には、洋服を作るために必要な水の大量使用や、石油の大量消費などがあり、問題は山積みです。簡単に誰でも貢献できるのは、古着を買うことです。
既に生産されている洋服を買うのは、環境への影響がないどころかゴミを減らすことに繋がります。服だけに限らず、リサイクルショップを利用すれば食器や家具、さらには思わぬビンテージ品に出会える楽しみもあります。

 
 
5. お肉を食べる機会を減らす

家畜の放牧による土壌の悪化や、飼料が増加する一方で飢えに苦しむ途上国の子供たち、メタンガスの増加など、畜産業は地球環境に多大な影響を与えています。
さらには世界規模で人口が増加しているので、状況はどんどん悪化してきています。その事態を変えるために私たちにできるのは、お肉を食べる機会を減らすことです。
ビーガンやベジタリアンになるのは、なかなかハードルが高いかもしれません。ただ、週に1回もしくは半日お肉を食べない日を作るのは、そこまで難しくはないですよね。
大半の人たちが取り組むようになれば、その影響は絶大なものとなります。

 

いかがでしたか?
地球のためにできることって、意外と身近なところにありますよね!
ひとつひとつの小さな行動も、みんなで取り組めば環境に与える影響は絶大となります。
私たち一人ひとりが責任感を持って行動していくことが大切です。
みなさんもぜひ、出来ることから始めてみませんか?